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3章 Jupyter Notebook
# %%を付けてプログラムと結果を左右に表示する
PythonをVSCodeでプログラムの先頭に# %%を付けてプログラムと結果を左右に表示するには?2026.7.1
VSCodeでプログラムの先頭に # %% を付けて、コードと実行結果を左右に分割して表示するには、VSCodeの「Jupyter」機能と「インタラクティブウィンドウ」を使用します。左側のファイルでコードを実行すると、右側に結果がリアルタイムで出力されます。
以下の手順に沿って設定を行ってください。
1. 必要な拡張機能をインストール
まずは以下の拡張機能がインストールされているか確認し、無ければ導入してください。
Python(Microsoft製)
Jupyter(Microsoft製)
2. コードセルを作成する
Pythonファイル(.py)を開き、コードのブロック(セル)の先頭に # %% と入力します。
これを入力することで、その行以降がJupyterのセルとして認識されます。
# %%
import matplotlib.pyplot as plt# %%
x = [1, 2, 3]
y = [10, 20, 30]
plt.plot(x, y)
plt.show()
3. インタラクティブウィンドウを起動して左右に分割
コード内の最初の # %% のすぐ下に表示される [セルの実行] をクリックするか、Shift + Enter を押します。
画面の右側に インタラクティブウィンドウ が自動的に開きます。
左側にコードファイル、右側に実行結果の画面が左右に並んだ状態になります。
※もし上下などに分割されてしまった場合は、右上の「エディターレイアウト」アイコン(または Ctrl + \ のショートカットキー)で左右の分割に調整できます。
セルに実行を押すと左右に表示されるのですが、左に「Python3.13.7に接続しています・・・」が表示されて止まってしまいます。拡張機能(Python/Jupyter) はすでにインストール済みです。
「Python 3.13.7に接続しています・・・」のままフリーズして進まない現象は、JupyterがPythonプログラムを裏で実行するための「カーネル(ipykernel)」という仕組みがうまく立ち上がっていない、または通信が遮断されていることが原因です。現在の環境で解決するために、効果の高い順に以下の対処法を1つずつ試してみてください。
対処法1:Jupyter用パッケージ(ipykernel)の強制インストール・更新
VSCodeのJupyter機能は、Python環境内に ipykernel というパッケージが正しく入っていないと接続で無限ロードになります。VSCode内の「ターミナル」を開きます。以下のコマンドをコピーして貼り付け、実行(Enter)してください。
bashpip install –upgrade jupyter ipykernel
コードは注意してご使用ください。インストールが完了したら、一度VSCodeを完全に終了して再起動し、もう一度 # %% の実行を試してください。
対処法2:Pythonインタープリターを正しく指定し直す
VSCodeが別の古いPython環境や、Jupyterが使えない壊れた環境に接続しようとしている可能性があります。キーボードの Ctrl + Shift + P (Macは Cmd + Shift + P)を押して、画面上部にコマンドパレットを開きます。「Python: インタープリターを選択 (Python: Select Interpreter)」と入力して選択します。リストに表示される Python 3.13.7 を手動でカチッとクリックして選び直してください。次に、インタラクティブウィンドウ(右側の画面)の右上にある「カーネルの選択 (Select Kernel)」という文字をクリックし、ここでも先ほどと同じPython 3.13.7を選択してください。
対処法3:セキュリティソフトやファイアウォールの一時停止
JupyterはPCの内部で「通信(ローカルホスト)」を使って実行結果をVSCodeに送っています。ウイルスバスターやマカフィー、Windows Defenderなどのセキュリティソフトが、この通信を不審なものと誤検知してブロックすると「接続しています…」のまま完全にストップします。お使いのウイルス対策ソフトを一時的に「無効」や「リアルタイムスキャン停止」にして、実行できるか確認してください。もしこれで動いた場合は、セキュリティソフトの除外設定(ホワイトリスト)にVSCodeを追加する必要があります。
対処法4:Jupyter拡張機能を「事前リリース版」に変更する
拡張機能のバージョンにバグがあり、特定のPythonバージョン(3.13など)で接続がハングアップすることが稀にあります。VSCodeの左メニューの拡張機能アイコン(四角いマーク)を開きます。検索欄に「Jupyter」と入力します。インストール済みの「Jupyter」の画面を開き、「事前リリース版に切り替える」(Switch to Pre-Release Version)というボタンがあればクリックします。切り替え後、VSCodeを再起動して試します。
まずは 対処法1 と 対処法2 で改善するか試してみてください。もしこれでも進まない場合、コマンド実行時にターミナルに「赤文字のエラー(pipが見つからないなど)」が出ていないか教えていただけますか?
PS F:\> bashpip install –upgrade jupyter ipykernel
bashpip : 用語 ‘bashpip’ は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または操作可能なプログラムの名前として認識されません。名前が正しく記述されていることを確認し、パスが含まれている場
合はそのパスが正しいことを確認してから、再試行してください。
発生場所 行:1 文字:1
+ bashpip install –upgrade jupyter ipykernel
+ ~~~~~~~
+ CategoryInfo : ObjectNotFound: (bashpip:String) [], CommandNotFoundException
+ FullyQualifiedErrorId : CommandNotFoundException
PS F:\>
エラーの発生原因がわかりました。VSCodeの下部にあるターミナルが、Linux用の設定ではなくWindows標準の「PowerShell (PS)」になっているため、私の手順書にあった「bash」という表記がコマンドの一部(bashpip)としてくっついて認識されてしまった状態です。正しいWindows用のコマンドを実行すればインストールできますので、以下の手順でやり直してください。
対処手順VSCodeのターミナルに、以下のコマンドをそのままコピーして貼り付け(Enter)してください。
powershell
python -m pip install –upgrade jupyter ipykernel
コードは注意してご使用ください。インストールが成功したら、一度VSCodeを完全に閉じて、もう一度立ち上げ直してください。その後、あらためてセルの実行(# %% の実行)を試します。
※もし上記でも「pythonという用語は…」とエラーが出る場合お使いの環境によっては python ではなく py という文字で登録されている場合があります。その場合は以下のコマンドをお試しください。
powershell
py -m pip install –upgrade jupyter ipykernel
コードは注意してご使用ください。上記のどちらかのコマンドで インストールが正常に完了(Successfully installed…と表示) できましたでしょうか?無事にインストールが終わった後、Jupyterの「接続しています・・・」が消えて実行結果が出るようになったか教えてください。
以前にインストールしたつもりでしたが、python -m pip install –upgrade jupyter ipykernelを入力したら、自動でDLしてインストールしたみたいです。左右表示もうまく行きました。
無事にインストールが完了し、左右の画面で正しく動くようになって本当に良かったです。以前に一度インストールされたとのことでしたが、おそらく別バージョンのPythonに入っていたか、VSCodeが参照するPython環境(3.13.7)とは違う場所にインストールされていたことが原因だったと考えられます。今回 python -m pip というコマンドを使って「今VSCodeが使っているPython環境」を指定してインストールしたため、Jupyterが正しくシステムを認識できるようになりました。
今後のためのプチ豆知識今後、もし新しいライブラリ(pandas や matplotlib など)をインストールしてプログラムで使いたい時も、今回と同じようにターミナルに以下のように入力すれば、間違いなく今の環境にインストールして使うことができます。powershellpython -m pip install ライブラリ名
コードは注意してご使用ください。快適にPythonコードが実行できるようになりましたので、ぜひこれからの開発や学習に役立ててください。これで # %% を使った左右分割の実行はバッチリです。その他に、グラフの表示方法やよく使うショートカットキーなど、この画面(インタラクティブウィンドウ)の使いこなしかたで気になる点はありませんか?
inputのあるプログラムには対応しているのですか?左画面に入力待ちがありません。
例#%%
height = float(input(“身長(cm):”))
weight = float(input(“体重(kg):”))
height = height / 100
bmi = weight / (height * height)
print(“BMI =”, round(bmi, 1))
if bmi < 18.5:
print(“やせ気味です。”)
elif bmi < 25:
print(“標準です。”)
else:
print(“肥満気味です。”)はい、
input() を含むプログラムにもしっかり対応しています。ただ、インタラクティブウィンドウ(右画面)で実行した場合、入力待ちの入力ボックスは「左のコード画面」ではなく、
「右画面(インタラクティブウィンドウ)の最上部」または「実行したセルのすぐ下」にひっそりと表示される仕様になっています。そのため、見落としてしまうことがよくあります。確認と解決のために、以下の手順を試してみてください。入力ボックスの場所を確認する# %% を実行します。右側の画面(インタラクティブウィンドウ)の最上部(または実行したセルのすぐ下)に、小さな入力欄(テキストボックス)が出現していないか確認してください。そこに「身長(cm):」などの文字が表示されていますので、数値を入力して Enter キーを押します。
それでも入力ボックスが出ない・動かない場合の対処法Jupyter拡張機能のバグや設定によって、input() の入力欄がうまく表示されないことがあります。その場合は、VSCodeの標準設定を1箇所変更するだけで確実に動くようになります。Ctrl + , (Macは Cmd + ,)を押して 設定(Settings) を開きます。上部の検索バーに「jupyter input」と入力します。検索結果にある 「Jupyter: Forse Builtin Prompt」(組み込みのプロンプトを強制する)という項目のチェックを入れます(オンにする)。
設定画面を閉じ、もう一度 # %% を実行してください。※この設定を入れると、VSCodeの画面真ん中の最上部(コマンドパレットと同じ場所)に分かりやすく入力ボックスが出るようになります。右側の画面に入力ボックスは見つかりましたでしょうか?設定を変更しても 入力待ちが進まない、またはエラーが出る 場合は、どの場所にどのような画面が出ているか教えていただけると幸いです。
3.1 Jupyter Notebook(.ipynbファイル)とは
Jupyter Notebook(ジュピター・ノートブック)は、プログラム(Pythonなど)とその実行結果、さらにメモ(文章)やグラフを「ひとつのノート」にまとめて管理できるツールのことです。プログラミングの学習や、データ分析、AI開発の現場で非常に人気があります。
プログラムファイルの拡張子は「.py」ではなく「.ipyvb」で「Interactive Python Notebook」の略です。

Jupyter Notebookは、覚えなくてもPythonの作成はできるけれども使うと便利なことがたくさんあるよ。

そういえば「.ipyvb」の拡張子のファイルを他の参考書でも見たわ。
Jupyter Notebook の3つの大きな特徴
Jupyter Notebook の画面構成
・コード用セル Pythonなどのプログラムを書き込み、実行する場所。
・実行結果 セルのすぐ下に表示される。エラーメッセージもここに出る。
・テキスト用セル メモや解説を書く場所(Markdown形式)。
①「セル」単位でコードを実行できる
普通のプログラミングは、100行あれば100行全部を一気に動かしますが、Jupyterは「数行だけ書いて、その場ですぐ動かす」ということができます。
これまで書いていたコードも、Jupyter Notebook で動かすと、1行ずつ結果が確認できるので非常に学習が捗ります。
②実行結果が「ノート」として残る
コードのすぐ下に実行結果(文字やグラフ)が表示され、そのまま保存できます。 「昨日あそこで間違えたコードはこれだったな」「このグラフはこのコードから生まれたんだな」と後から振り返るのがとても簡単です。
③文章や画像も一緒に保存できる
プログラムだけでなく、Markdown(マークダウン)という形式を使って、説明文や画像を差し込めます。自分専用の「プログラミング学習ノート」を自作しているような感覚で使えます。
3.2 VS Codeで .ipynbファイルを作って実行

.ipynbで実行なら結果がコードのすぐ下に出るのですよね。楽しみ・・・
新しい .ipynbファイルを作る
① VS Code を開く
・メニューバーの左上「ファイル」をクリック
・「新しいファイル」をクリック
・「test301.ipynb」と入力するとエディタ上部に+コード、+マークダウンなどの表示が出る
・+コードでプログラムを入力
・保存する
② カーネルを選ぶ(最初一度だけ)

既に入っていれば、この項目飛ばして③へ、入ってない場合は「ipykernel パッケージが必要です」が出ることがあります。
方法1(おすすめ)
もし右上にSelect Kernelと出た場合はクリック。
→Python 3.13.xを選択すればOK。
方法2(手動のやり方)
Ctrl + Shift + P
Python: Select Interpreter(インタープリターの選択)
一覧から選択:通常実行なら Python 3.13.xを選択
※仮想環境を使う場合 Python 3.x (‘flask_env’: venvなど)
👉 フォルダごとに記憶されます。

カーネルって何ですか?
Python側の実行エンジン
これが ipykernel です。
入ってないと、このメッセージが出ることがあります。
「ipykernel パッケージが必要です」python -m pip install ipykernel
👉 これは Jupyterの中身
👉 これが無いと「セルが回り続ける」「実行できない」
※ ここは 一度入れれば基本OKです!
③ セルを書いて実行
セル(+コード)に:print(“こんにちは”)と入力
左の ▶ ボタンを押す。(またはShift + Enter)
→ コードのすぐ下に下に、出力が表示されれば成功 🎉
④ 新しいセルを追加
セルをクリックすると→ セルの枠が 青色 になります。
その状態で
B → 下にセル追加
A → 上にセル追加)
+コードでも追加できます。
Markdown も使える
「+ Markdown」を押せばマークダウンも使えます。
#### 見出し
$ \sin x $
Shift+Enterで整形表示。
👉 数式も書けます。

マークダウンって何ですか?
マークダウンセル(Markdown cell)とは、Jupyter Notebookなどで、コードの実行結果ではなく、解説文、見出し、箇条書き、数式などを記述・表示するためのセルです。#で見出し、*で強調など簡単な記号(マークダウン記法)を使い、HTMLのように装飾された見やすい文書を作成できます。
Markdownセルでは、行頭の # の数で文字サイズが決まります。
# 見出し1(いちばん大きい)
## 見出し2
### 見出し3
#### 見出し4
##### 見出し5
###### 見出し6(いちばん小さい)
Jupyter Notebook(.ipynb)サンプルプログラム
以下のプログラムを「+マークダウン」と「+コード」でセルごとにコピーして実行してみてください。
「+マークダウン」
### 3.これはサンプルプログラムです。2026年某日
#### 4.ここにはコメント文や解説文などが書けます。
##### 5.ここにはコメント文や解説文などが書けます。
###### 6.ここにはコメント文や解説文などが書けます。
「+コード」
# kiso4.ipynb
print(1+2)
「+コード」
s='hello!' #文字列 'hello!' を変数 s に代入しています。
print(s * 5) #文字列 s を i 回繰り返して表示します。Pythonでは文字列 * 数字で繰り返しができます。
「+マークダウン」
## pltの使い方
### plt はグラフを描くときの基本です。
#### 👉 Matplotlib のmatplotlib.pyplot を略した名前です。
pltの基本の使い方は:plot → 設定 → show
以下Pltを使ったグラフ作成のサンプルです。
「+コード」
%matplotlib inline
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
a = 2 # a: 定数
x = np.linspace(1,10) # x: 変数 -1から1の範囲
y = a * x # y: 変数
plt.plot(x, y)
plt.xlabel('x', size=14)
plt.ylabel('y', size=14)
plt.grid()
plt.show()
「+コード」
import math
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
x = np.linspace(0, 2*np.pi, 100)
y = np.sin(x)
plt.plot(x, y)
plt.show()

Notebookの良さが一瞬で分かりますね!
3.3 通常の.pyプログラムを.ipynbに変更する
拡張子を付け替えるだけでOKか?
結論からいくと:
❌ 拡張子を .py → .ipynb に変えるだけではダメ
✅ 今の環境でも、正しい手順を踏めば簡単に移せます
ここ、かなり大事なポイントです。
なぜ拡張子付け替えだけではダメ?
.ipynb は中身が、PythonコードのテキストではなくJSON形式のノートブック構造だからです。
👉 .py をそのまま .ipynb にすると
VS Code / Jupyter は 壊れたノートとして扱います。
正しい方法(おすすめ順)
方法①:VS Code で開いて「セル化」する(一番ラク)
.py ファイルを VS Code で開く
# %% をセル区切りとして使う
例:
# %%
import numpy as np
# %%
x = np.linspace(0, 1, 100)
# %%
import matplotlib.pyplot as plt
plt.plot(x, np.sin(2*np.pi*x))
plt.show()
右上の 「Export to Jupyter Notebook」
または
「Python: Export Current Python File to Jupyter Notebook」
👉 これで 完全な .ipynb ができます。
方法②:新しい ipynb を作ってコピペ(確実)
新規 .ipynb 作成
コードを セル単位で貼る
実行して確認
👉 学習用途ならこれで十分。
方法③:コマンド変換(知識として)
jupyter nbconvert –to notebook script.py
※ Jupyter が入っていれば可能
※ 今の VS Code 環境でも可
逆は簡単(ipynb → py)
参考までに:右クリック → Export → Python Script
セル構造が # %% で出力されます。
Export to Jupyter Notebook

右上の 「Export to Jupyter Notebook」はどこにありますか?
いいところに気づきました 👍
ここ、VS Code の表示状態や拡張機能の有無で見えたり見えなかったりするんです。
順に整理しますね。
前提:今どのファイルを開いているか
まず確認したいのはこれ👇
開いているのは .py ファイル
右下 or ステータスバーに Python が表示されている
これが前提です。
①:エディタ右上の「…(三点)」から探す(確実)
手順
.py ファイルを開く
エディタ右上を見る
(タブの右側あたり)
⬇ こんなアイコンがあります
… ▶
「…」をクリック
メニューの中に👇があればそれです
Export to Jupyter Notebook
または
Python: Export Current Python File to Jupyter Notebook
👉 見つかれば即クリックで OK
②:コマンドパレットから呼び出す(最強・必ずある)
これが一番おすすめです。
手順
.py ファイルを開いた状態で
Ctrl + Shift + P
入力欄に少し打つ
export
出てくる候補から👇を選ぶ
Python: Export Current Python File to Jupyter Notebook
👉 表示場所に依存しないので確実です。
方法③:右クリック(環境による)
エディタ内で右クリックして、
Export to Jupyter Notebook
が出る場合もあります(出ないことも多いです)
もし「Export」が一切出ない場合
その場合は、ほぼこれ👇
✅ Python 拡張機能が入っていない / 無効
確認方法:
左の拡張機能アイコン(四角が4つ)
Python(Microsoft) がインストール済み
有効
👉 Jupyter 拡張も一緒に入っていると安心です。
代替ワザ(覚えておくと便利)
.py にこう書く👇
# %%
すると:
セルとして実行できる
ほぼ ipynb 感覚
👉 無理に ipynb に変換しなくても実験できる
これ、今日ハマった「楽しさ」に直結するやつです 😊

Export to Jupyter Notebookがどうしても見つからず、②でOKでした。
OKです、それで完全に正解です 👍
②(Ctrl + Shift + P → Python: Export Current Python File to Jupyter Notebook)が
いちばん確実・いちばん推奨のルートなので、実は一番いいやり方を選んでます。
なぜ「Export to Jupyter Notebook」が見つからなかったのか
これはあなたのせいじゃなくて、VS Code 側の事情です。
よくある理由は👇
UI が簡素化されていて エディタ右上に表示されない
Python / Jupyter 拡張の バージョン差
.py を セル実行前 / 後で表示が変わる
最近の VS Code は メニューを極力隠す設計
なので
見つからない = 環境が壊れている
では まったくありません。
実務的な結論(ここ大事)
②を覚えていれば困ることは一切ありません。
むしろ:
本やブログより早い
UI変更の影響を受けない
プロも普通に使う
👉 Ctrl + Shift + P は VS Code の最終兵器です。
3.4 マークダウンセル(Markdown cell)
マークダウンセル(Markdown cell)とは、Jupyter Notebookなどで、コードの実行結果ではなく、解説文、見出し、箇条書き、数式などを記述・表示するためのセルです。#で見出し、*で強調など簡単な記号(マークダウン記法)を使い、HTMLのように装飾された見やすい文書を作成できます。
見出しの書き方(字の大きさ)
Markdownセルでは、行頭の # の数で文字サイズが決まります。
# 見出し1(いちばん大きい)
## 見出し2
### 見出し3
#### 見出し4
##### 見出し5
###### 見出し6(いちばん小さい)
# が少ないほど 大きい文字
半角スペースが必須(#見出し はNG)
見出し以外で字を強調したいとき
太字
**重要**
斜体
*補足*
等幅(コードっぽく)
`fs = 20_000_000`
見出しじゃないけど大きくしたい場合
Markdownの正統ルールでは 不可ですが、JupyterではHTMLが使えます。
<span style="font-size:20px;">少し大きな文字</span>
<h2>これもOK(HTML見出し)</h2>
※ 技術ノート用途なら # ## ### で十分です
(HTML多用は後で崩れがち)
Markdownセルが反映されないと思ったら
VS Code の .ipynb では、
Markdownは Run(実行)して初めて装飾されるというルールがあります。
装飾表示から編集に戻るには、
セルをダブルクリックもしくは Enterキー
ひと目で分かる見分け方
編集モード:# 見出し がそのまま見える
表示モード:見出し文字が大きい
小ワザ(地味に便利)
ダブルクリック → すぐ直す
Ctrl + Enter → 即反映
これを往復するだけで、
実験ノートがサクサク書けるようになります。
Markdownファイル(.md)
Markdownファイル(.md)は、「# 見出し」や「- 箇条書き」といったシンプルな記号ルール(マークダウン記法)を使って、プレーンテキストで見栄えの良い文書を作成できるテキストファイルです。HTMLより簡単で読み書きしやすく、エンジニアのドキュメントや技術メモ、ブログ下書きに広く使われます。
.md は Markdown専用の文章ファイルで、
見出し # ## ###
箇条書き
強調(太字)
コードブロック
などを 書式付きの文章として書くためのものです。
👉 プログラムは実行しません
👉 なので Runボタンもありません
.md と .ipynb の違い(超重要)
種類 目的 実行 主な用途
.md 読む・説明する ❌ 説明書、README
.ipynb 説明+実行 ✅ 実験ノート
.py 実行 ✅ プログラム本体
VS Codeで同時に見る方法
ここは VS Code 特有の操作なので、つまずきやすいところです。
順番にいきますね 👍
前提確認
開いているファイル:xxx.md
エディタ中央に Markdownの文字(# や ##) が見えている状態
方法①(いちばん確実・定番)
🔍 コマンド一発
.md ファイルをクリックして アクティブにする
Ctrl + Shift + V
左:Markdownテキスト
右:整形されたプレビュー
同時表示になります。
方法②(右クリック派)
.md の編集画面内で 右クリック
「プレビューを開く」
※「横に表示」は環境によって文言が違います
右側に開かなければ、次の方法へ
方法③(エディタ右上のアイコン)
Markdownファイルを開いているときだけ出ます。
エディタ右上に
🔍+📄(虫眼鏡っぽいアイコン)
または
📄↔(プレビュー切替)
👉 これをクリック
※ 最近のVS Codeは かなり控えめ表示なので、見逃しがちです。
「同時に」ならこれがポイント
もし プレビューが同じ場所に出た場合は:
プレビュータブを ドラッグして右側へ
画面が青く分割表示されたら離す
👉 左右分割になります。
うまくいかないときのチェック
✔ 本当に .md ファイルか
✔ .ipynb ではないか
✔ フォーカスがエディタ内にあるか
(エクスプローラを選択したままだと効かないことあり)
覚えるのはこれだけ
Markdown同時表示 = Ctrl + Shift + V
これだけ覚えておけばOKです。
補足(ipynbとの違い)
.md → 常にプレビュー
.ipynb → セル単位で表示/編集切替
なので、
「説明書を書く」→ .md
「実験ノートを書く」→ .ipynb
という使い分けが気持ちよくなってきます。