Jupyter Notebook(ジュピター・ノートブック)は、プログラム(Pythonなど)とその実行結果、さらにメモ(文章)やグラフを「ひとつのノート」にまとめて管理できるツールのことです。プログラミングの学習や、データ分析、AI開発の現場で非常に人気があります。
プログラムファイルの拡張子は「.py」ではなく「.ipyvb」で「Interactive Python Notebook」の略です。
Contents
Jupyter Notebook の3つの大きな特徴
Jupyter Notebook の画面構成
・コード用セル Pythonなどのプログラムを書き込み、実行する場所。
・実行結果 セルのすぐ下に表示される。エラーメッセージもここに出る。
・テキスト用セル メモや解説を書く場所(Markdown形式)。
「セル」単位でコードを実行できる
普通のプログラミングは、100行あれば100行全部を一気に動かしますが、Jupyterは「数行だけ書いて、その場ですぐ動かす」ということができます。
これまで書いていたコードも、Jupyter Notebook で動かすと、1行ずつ結果が確認できるので非常に学習が捗ります。
実行結果が「ノート」として残る
コードのすぐ下に実行結果(文字やグラフ)が表示され、そのまま保存できます。 「昨日あそこで間違えたコードはこれだったな」「このグラフはこのコードから生まれたんだな」と後から振り返るのがとても簡単です。
文章や画像も一緒に保存できる
プログラムだけでなく、Markdown(マークダウン)という形式を使って、説明文や画像を差し込めます。自分専用の「プログラミング学習ノート」を自作しているような感覚で使えます。
VSCodeでJupiterNotebookを使うには
VS Codeで Jupyter Notebook を使うために必要なもの
実体はこの 3点セットです。
① VS Code(エディタ)
→ すでにインストール済み
② VS Code拡張機能
最低限これ👇
Python(Microsoft)
Jupyter(Microsoft)
👉 通常はPython拡張を入れると Jupyter も一緒に入る
または、VS Code が「必要ですか?」と聞いてきます。
確認方法:
左の拡張機能(四角が4つのアイコン)、
Python / Jupyter が「インストール済み」になっている
③ Python側の実行エンジン
これが ipykernel です。
入ってないと、このメッセージが出ることがあります。
「ipykernel パッケージが必要です」python -m pip install ipykernel
👉 これは Jupyterの中身
👉 これが無いと「セルが回り続ける」「実行できない」
※ ここは 一度入れれば基本OK
実際の使い始め手順
① .ipynb を作る
エクスプローラ → 新しいファイル
sample.ipynb
または
.py を開いて Export
② カーネルを選ぶ(最初だけ)
右上に出る👇Python 3.13.x
これをクリック
→ 実行したい Python を選択
※ これを選ばないと セルが動かない
③ セルを Run
print(“hello”)
▶ Run
→ 表示されれば成功 🎉
まとめ図
VS Code
├─ Python拡張
├─ Jupyter拡張
└─ Python本体
└─ ipykernel ← ここがエンジン
よくある誤解
❌ Jupyter Notebookを別でインストールしないとダメ
→ VS Codeなら不要
❌ Anaconda必須
→ 不要(便利ではある)
❌ ブラウザで開かないと使えない
→ VS Codeで完結

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