1.4 テストプログラムの実行(Windows PowerShell)

1.4 テストプログラムの実行(Windows PowerShell)

テスト用フォルダの作成

それでは今回使うテストプログラムを作りましょう。

テストプログラムはどこのフォルダに保存するのですか?

まずWindowsのエクスプローラで、C:¥Users\DELL(自分の名前)のフォルダに tpフォルダを新しく作ります。(どうでもいいですが、tp は test_python または test_program の略)

※OneDriveなどの仮想ドライブは不安定になることもあるので使用は避けましょう。

例 C:¥Users\DELL\tp

[注意] \ は ¥ に置き換えて見てください。
DEELLは自分のフォルダ名に置き換えてください

次に、メモ帳などのエディタを使って、以下の test01.py を作成します。

まだVSCodeの説明はしてないので、エディタはメモ帳などを使ってください。

# test01.py

print(1 + 2)

(参考)#はコメントアウト、printは()内を表示するコマンドです。

このプログラムのファイル名を test01.py として以下のフォルダに保存します。
C:¥Users\DELL\tp\ test01.py

エクスプローラからダブルクリックで実行

test01.pyをWindowsエクスプローラからファイル名をダブルクリックしても実行できます。
しかし結果の黒い画面が一瞬表示されて、すぐに消えてしまいます。(黒画面一瞬で消える問題)
そのため以下のようにinputを使ってプログラムを入力待ちにします。

# test02.py ダブルクリックで実行する場合

print(1 + 2)
input("Enterキーを押して終了します...")

(実施結果)
3
Enterキーを押して終了します...

こうすれば、実行結果はEnterキーを押されるまで表示されています。

結果はわかりますが、使いにくいのでもう少し便利な方法はありませんか?

ダブルクリックでも実行できることを知ってもらいたかったのです。
それではもっと便利な実行方法を紹介していきます。

Windows PowerShellで実行

1️⃣ PowerShell のターミナルを開く

方法1(おすすめ)
①Windowsスタートボタンのアイコンを右クリック
②「ターミナル」 を選択
👉 Windows11では、Windows ターミナルが開き、デフォルトで PowerShell になります。

方法2
①Win + X
② ターミナルを選択

2️⃣ .py ファイルがあるフォルダへ移動

①以下の入力待ちにの状態になります。
PS C:\Users\DELL>
②cd(チェンジデレクトリ)でフォルダを移動します。
PS C:\Users\DELL>cd tp
③pyフォルダに移動したので、ここでプログラムを実行できます。
PS C:\Users\DELL\tp>

3️⃣ Python で実行

PS C:\Users\DELL\tp>py test01.py
または、
PS C:\Users\DELL\tp>python test01.py

PS C:\Users\DELL> cd tp
PS C:\Users\DELL\tp> py test01.py
3

実施結果に 3 が表示されれば、Pythonの実行は成功です。

エラーが出た場合

よくある失敗例

❌ パスが違う
py test01.py # ファイルがない場所で実行

❌ 拡張子を打ち忘れる
py test01 # ←ダメ

❌ pyを打ち忘れる
test01 # ←ダメ

❌ 全角スペースが混じる
py test01.py # ←見た目同じでもエラー

テストプログラムで実行

「作成→実行」に慣れるため、各種プログラムを試してみましょう。

以下のテストプログラムをコピペして作成しC:\Users\DELL\tp>に保存してください。
各プログラムをPowerShellで実行してみてください。

test01.py(数値計算 print)
test02.py(結果表示維持 input)ダブルクリック実行用
test03.py(文字変数を3回表示)
test04.py(住所・氏名のデータを表形式で表示)
test05.py(グラフ描画の基本形)

👉test03.py(文字変数を3回表示)

# test03.py

s='hello! こんにちは '
print(s * 3)

(実施結果)
hello! こんにちは hello! こんにちは hello! こんにちは 

👉test04.py(住所・氏名のデータを表形式で表示)
文字列の幅をそろえるため、<12 は「左寄せで12文字分確保」
f文字列を使って整形

# test04.py

data = [
    ["山田太郎", "東京都渋谷区1-2-3"],
    ["佐藤花子", "大阪府大阪市4-5-6"],
    ["鈴木一郎", "北海道札幌市7-8-9"]
]
print(f"{'氏名':<12} {'住所'}")
print("-" * 40)
for name, address in data:
    print(f"{name:<8} {address}")

(実施結果)
氏名 住所
----------------------------------------
山田太郎 東京都渋谷区1-2-3
佐藤花子 大阪府大阪市4-5-6
鈴木淳一郎 北海道札幌市7-8-9

👉test05.py(グラフ描画の基本形)
リスト [1,2,3] を y値 として折れ線グラフを描く命令です。
plot() は、x を省略すると、自動で0, 1, 2, … が x 軸になります。

matplotlib は 標準ライブラリじゃなくて、外部ライブラリです。そのため最初にインストールをしてくださいね。

外部ライブラリのインストールは、ターミナル(PowerShell)で
pip install matplotlib
または
py -m pip install matplotlib
を入力して行います。
ターミナルでインストール確認
pip list

これでリストに matplotlib があればOKです。

# test05.py

import matplotlib.pyplot as plt
plt.plot([1,2,3])
plt.show()

(実施結果)

プログラム内容はあとから勉強するとして、今回は実行(Run)と結果を楽しみましょう。
Pythonが簡単なプログラムで、複雑な処理が可能なことが確認できます。

まとめ

・PowerShellは、Windowsの基本的なターミナルです。
・Windowsスタートボタンを右クリック「ターミナル」 を選択してPowerShellを開く
・テストプログラムをPowerShellで実行してみましょう。
・PowerShellはコマンド入力などが面倒だと感じることがある。
・次により便利で快適なVSCodeを使ってみましょう。